MAGIC


ここではマジックについて語ります・・・ってもそんな大した事は言いませんけど。

『第42回テンヨーマジックフェスティバル見に行って来ました』2000,9,21

『敗北!パフォーマンス大賞予選落ち』1999,11,14

『感動!第41回テンヨーマジックフェスティバル見に行って来ました』1999,9,25

『感激!マジックフェスティバル(テンヨー)見に行けるようになりました』1999,8,28

『ショック!マジックフェスティバル(テンヨー)見に行けなくなりました』1999,8,19


『第42回テンヨーマジックフェスティバル見に行って来ました』

2000,9,21


 何故でしょう?年々感動が薄れて行くような気がします。Hと同じかな〜(危険発言?)今年はFISM入賞者の演技もあったから特に期待をしていた。はじめて見た時のスガヤ幸一さん、マーカーテンドーさんの演技や、シルベスターの今までとは違ったマジックのやり方にすっかり感動してしまった私は、それから毎年見に来ることにした。

 今回も普通に券を取ると(申し込みの案内が来て、3日目くらいに速達で出す)座席が悪く、二階のE列、ほとんど後ろから二番目くらい。そのせいか、なんのせいか判らないが、イマイチ不満足、それに疲れもあったのか途中でウトウトしてしまった。

 学生の演技者等々も今はもう何をやったか全然思い出せない。神雅喜さんは去年に引き続き出ているな〜と思ったがマジックはやらずパントマイムをMAYAKOさんと一緒にやった。実に面白かった。ゆみさんは去年に引き続き登場。FISMで入賞したらしいので、かなり期待したが、衣装以外は概ね去年の演技と変わらず、せっかくの笑顔も後方のため、見えなかった。FISMで優勝した、峰村健二さんは何のマニピュレーションをやったのか?全然覚えていないノベール・フェレも同様。あと印象に残っているのはマサヒロ水野さんのジャグリングだ。なかでも”投げないジャグリング”は見るのも初めてで興味をひいた。

 そのあとのMMLのオフ会が全く初めての人ばっかりだったので面白かった。


『敗北!パフォーマンス大賞予選落ち』

1999,11,14


 

 はたせるかな、予選敗退してしまった。このイベントは大阪府南部の泉大津市で毎年行われている「毛布まつり」の催しの一部として、予選会11/6(土)いずみおおつCITYのアトリウム、決勝大会は11/13(土)泉大津市民会館大ホールで開催された。演目は募集要項によると「ものまね・ダンス・漫才・バンド・etc」となっており、カラオケ以外なんでもOKということだった。

 予選会では97組くらい出場していて私は43番目の演技者だった。13時頃行ってみると25〜6番のところで、しばらく見物していたが、やはり弾き語りなど音楽系が圧倒的に多かった。そしてジャグリングの人が思ったよりも少なく、マジック関係は自分を入れて4組だったらしい(カサ出し・アストロボール・シンブル・もう一組は見ていない)

 私としては当初「カードマニピュレーション」をしたかったのだが、予選の通知には演技時間は3分以内で準備なども30秒以内にしろと書いてあり、それをするには後片付けに不安があり、シンブルをすることにした。そして演技も確実に3分以内になるようにしたが、あとから考えるとそのような行儀の良さが、かえってマイナスになってしまった。

 結果としてマジック関係は4組中2組決勝に残るという「広き門」だったが惨敗した。敗因を検証してみると、

1、アピール度に欠けていたのと自分が今までやって来たのは「ストリート」オンリーなので、その特色を出せなければ、もともと勝ち目はなかった。

2、ストリートでも滅多にやらないシンブルをしたこと。カサ出しなど派手系には勝ち目がない。

3、行儀の良さ。他者の演技を見ていると終わりを通告されているのに、まだグズグズとなにかを言っている行儀の悪い奴がいたが、そういうずうずうしいのでも予選を通っていた(マジック以外の演者)

 まあこれくらいかな?これを機にまた、なにかに出てみたいと思った。

 決勝の方は、見に行く予定で入場券の引き換えに行ったが、すごい行列が出来ており「立見席」の券(上の画像)しか手に入らず(引き換え開始時刻の5分過ぎくらいに行った)結局見ずじまいだった。


『感動!第41回テンヨーマジックフェスティバル見に行って来ました』

1999,9,25


 今年のテーマは<ARTISTS 表現者たち>そういうテーマだからかどうか分らないが、今回のプログラムではマジックにしては珍しく、内容が暗示されていた。

 2列目という、こんなに前の座席に座れたのも始めてで、このあたりの席に座っている人は、演じる側の立場からしたら、ほとんど足元から見られている感覚なのか・・・と思った。

 トップに演技をした人は、ゆみさんという女性で、見た感じではプロかどうかは分らなかった。全体的に「花」をテーマにしてやっていたようで途中、花びらに見たてた表裏の区別のないカードのファンが、次々と出てくるが、現象がどうなったか、またはどうなったと思われたいか、はっきり把握出来ない。ただ笑顔がとても魅力的だった。

 次の黒服の藤本明義という男性は、たぶん1997年のFISMで、スポンジ付きシンブルのようなものを使い、マニピュレーション部門に出ていた人だと思う。その時も思ったが、今回も非常に表情がオーバーだった。外国での経験が多い人なのかもしれない。銀のボールが大変不思議でした(アストロのようでもありゾンビのようでもあり)

 そのあと、大学生登場。大学の人は、ある傾向がある。私もここ2、3年よく大学の発表会を見に行ったが、鼻につくのがエエカッコしいの奴だ。どうもマジックをしてカッコよくなるのではなく、エエカッコしながらマジックをしようという風に演じてるように見える。何かするごとに、変にポーズを取ったりなんかして非常に見苦しい。なんか勘違いしているのとちゃうかー。それと拍手の強要に感じる間も気になる。そんな中ウオンドの演技は好感が持てた。リングの演技は悪くはないのだがBGMがあまりにもポップな曲でマッチングしていないように感じた。カードマニピュレーションは私も個人的には好きだが見なれている人に対してはインパクトが低い(リングもその傾向がある)

 司会をしながら途中、ロープマジックをしてくれたダーク広和氏の演技は、さりげなさの中に不思議さが散りばめてあるようで、とても楽しめた。

 北見マキ氏の和妻は、結構面白かったのだが、演技一つ一つに脈絡がない。昔のスタイルという感じである。トラディショナルなものも残す必要があるが、私の好みと言うか目指す路線ではない。途中でお客を舞台に上げて「サムタイ」をするが、その時のお客の扱いは抜群で大いに楽しめた。

 私が今回一番面白いと感じたのは、パントマイムが本職の神雅喜という男性だ。全体のつながりが、とてもスムーズでパントマイムも要所にあり、非常に楽しかった。クライマックスは若干インパクトはなかったが面白かった。特に、四つ玉が何回も口から出てくるところの演技は爆笑ものだった。やはり舞台というところでやるとなると、かなりエンターテイメント性が必要となってくると思う。舞台上でする人ばかりでなく、いろんなフィールドでする場合そこにベストにマッチングする演技など、マジックをする立場の人は常に考え、研究したいものである。

 ブラック嶋田氏の演技は独特で「怪しいオッちゃん」という感じだ。タバコを何度も口から出しては捨て、また出てくるのが分っていても面白い。あと新聞紙に水を入れて消えると言うのを、コップを使うやり方でレクチャーし、その水が途中で消え、再度新聞紙から出てくるというのをやったが、私の好みでは、水を最後に出さない方がよかったと思った。

 さて、特別ゲストのレイモンド・クロウ氏は、エイトボールタンゴ、リーインカーネーション、ハンドシャドウズと三種類やった。一つ目は四つ玉のバリエーションで、これはなかなか面白かったが、二つ目の鏡を使ったやつは現象がよく分らなかった。最後のはマジックではなかったが(影絵)結構感動的だった。

 今回演技者の間で、口から出すのや四つ玉系がカブっていたが、なるべくならそうじゃない方がよい。四つ玉では、消えたボールが単に反対の手から出てくるのではなく、口から出てくるというのは、それだけでインパクトもあって、大変面白いと思った。

 見に行ったのが9/15なのに、書き込みが大変遅れてしまった。それに今、上の文を読んでみても、これは、行った人でないと意味不明だと感じた。ただ内容を逐一リポートするとなると、その場で見ながらメモなどをしないと出来ないし、それをするとイベント自体を楽しめなくなりそうだ。

 書き込みが遅れたについては、帰りの交通手段のハプニングも影響した。今回、交通手段は空路を使う予定で、帰りの飛行機は21:00発だった。マジックフェスティバルは、20:05頃終わったが、東京駅のコインロッカーに荷物を預けてあり、それを取り出し、山手線東京発20:20乗車、浜松町モノレール20:30発、羽田到着20:52とギリギリになってしまい、必死のダッシュの結果20:54JAL受付カウンターに着いたがもう乗せてもらえなかった(日本航空最終便

 前回行った時、行き新幹線、帰り高速バスだったので、バスで帰ろうと思い、そこからすぐ東京駅に引き返し、祈るような気持で券を求めたら、幸い席があった(いちばん後)22:30発、難波着6:30で、翌朝そのまま出勤ということになり大変ドタバタし、せっかくのマジックフェスティバルの余韻に浸る暇がなかった。

 尚、予定していたストマジも9/14夜、雨天の為出来なかった。やはり一泊二日じゃしんどいな〜。


『感激!マジックフェスティバル(テンヨー)見に行けるようになりました』

1999,8,28


 

 下記の『ショック』の記事を書いたところ、なんと嬉しい事に反響がありました。

 「よしろう」さんと言う方からメールを頂きました。この方は、マジェイアさんのリンクページから来られた方で、文面によると、都合で行けなくなったチケットを譲ってもいいと言う内容でした。何しろもう完全に諦めていたので「闇の中の光明」といった感じで非常に感激しました。やはり、インターネットは偉大ですね。よしろうさん、そしてマジェイアさんにも感謝したいと思います。

 すぐに返信を書き、何度かやりとりして、もうチケットは入手しました。実際にチケットを手にした時は再度感激が襲ってきて、そこら中を掛け回りたくなりました。これで、3年連続行くことができます。ちなみに日時は9月15日。前の夜には昨年同様新宿で「ストマジ」をやってみたいと思います。(遠征バージョンでは広告じみた事も例外的にするが、基本的には道行く人に見せるのが信条)9/7追記

 


『ショック!マジックフェスティバル(テンヨー)見に行けなくなりました』

1999,8,19


 

 去年まで2年連続見に行っていたので、悔しくて悔しくて・・・思わずテンヨーに電話してしまいました。案内のハガキが来たのは確か8月2日頃で、応募はなぜかすぐできず水曜(4日)に出しました(2枚申し込む)去年までと違い、今回は第一希望、第二希望を書くようになっていなかったのも、気がかりでした。おととしは単独で行きましたが、去年は友人と二人で行き(両名ともターベルコース登録済み)今年もその予定で、上京の際は去年同様、新宿でパフォーマンスをする予定でした。

8月18日帰宅すると返信のハガキが来ていて落選の通知でした。

 何回も書きますが本当に悔しくて、何とかする方法はないかと必死で考え、石にすがりつくような思いで、電話を掛けてみました。

 以下その時の質問の内容。

1、先着順で、決めているのか否か(遠い地方の人が不利)

2、キャンセル待ちはないのか否か(当選した人が、全員費用を振り込むとは限らない)

 私のように落選した人で、ハズレた二人とも申し込む権利のある人は、次の年は二人別々に2枚ずつ申し込もうと思うに違いない・・・とすれば・・・

その回答

1、8月11日までに到着したハガキで抽選しているので、先着順ではない。

2、当たった人は、100パーセント振りこんでくれるので、キャンセル待ちはない。

ということでした。

??????

それでワタクシ言ってやりました。
「〜ということは今年は運が悪かったのか、去年、おととしはとっても運がよかったと言うことですね?」と・・・


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